井口農園は2010年に体験農園旬感倶楽部を開園しました。

自販機販売プラン

自販機販売プラン

井口農園には自販機があり、直売を行ってます。
以前は自販機ではなく、対面販売でした。
対面販売と自販機販売では生産段階から違ってきます。

具体的にいうと野菜の種類と生産量の違いです。
対面販売では多種類少量の販売。自販機では売れる種類を大量に作るのです。
どうしてそんな違いが起こるのでしょうか。

自販機ではボックスの量が限られます。
ですから多種類の野菜を入れると売れにくい品種も出てきます。
そうするとボックスの回転が悪くなります。
売り上げが違ってくるのです。

一方、対面販売では商品を置く量に限りがないので、売れない野菜を置いておくことにも価値があります。
お客を呼ぶことが出来ますし、売り手がいることで商品を説明して買ってもらえるかもしれません。

さて、そのように違いが起きることは育てる野菜を変えます。
売り方の違いで大げさに言えば、ライフスタイルすら変えることになります。

たとえば売れる野菜であるほうれん草を以前より大量に作るとします。
そうすると当然袋詰めの時間が必要になります。
また、少ない面積で多くの収穫を見込めますから、売り上げの面でも影響がありますし、空いた畑が出来ますからそこにも植え付けをするかもしれません。

そうなると仕事時間も変わります。
そのためキャベツやブロッコリーなどの畑の面積をとるぶん、手入れをあまり必要としない野菜との違いは明白です。

しかし一人で出来る量は限られます。
自分の体力や能力を考える必要があります。
対面販売で庭先で売っていた時間を生産に当てることも出来ます。
手入れを必要とする野菜より、あまり手入れを必要としない売れる野菜を増やして調整できるかもしれません。
また誰かお手伝いさんを入れることも視野に入れるかもしれません。

たかが庭先販売、去れど庭先販売。
販売プランをよく考えることが必要になります。
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